つじむら歯科医院です。
本日はインプラント治療に対する疑問に対してお答えしていきます。
【Q5】「顎の骨が不足しているので、インプラント治療は不可能」と診断されました
インプラントは顎の骨に埋め込むため、顎の骨が著しく欠けている場合、インプラント治療が難しい場合があります。
しかし、そのような状況でも、「骨増強手術」を通じて、インプラント治療が可能になる可能性があります。さらに、「骨量が少ない場合でも施術可能なインプラント治療法」も開発されています。
これらの選択肢は治療を提供する歯科医院によるため、一つの医院で断られても、他の場所ではインプラント治療を受けられる可能性があります。
ただし、骨増強手術から開始する場合、インプラント治療が完了するまでに相対的に長い時間が必要となることを覚えておいてください。
【Q6】インプラントのせいで他の歯が損傷することはありますか?
インプラントは他の歯とは独立した存在なので、他の歯に損傷を及ぼすことはありません。
部分義歯やブリッジは、他の歯の力を利用して装着されるため、装着に使用される歯に負担がかかる可能性があります。しかし、インプラントにはそのような問題はないため、「歯全体の寿命」を延ばしたい方にも推奨されます。
【Q7】「差し歯=インプラント」なのでしょうか?
全く異なるものです。
インプラント治療:歯根まで完全に失われた部位の骨に、チタン製のインプラントを埋め込む
差し歯:歯根がまだ存在する部位に、土台を作り上げ、人工の歯を装着する
という違いがあります。
最大の違いは「歯根の有無」です。
【Q8】インプラントが身体に悪影響を及ぼす可能性はありますか?
インプラントは「チタン」という非常に安全性の高い素材で製造されています。そのため、身体に悪影響を及ぼす可能性はほとんどないと言えます。
チタンは金属の一種ですが、骨と結合して一体化する特性があり、人体との親和性が高い素材とされています。事実、心臓ペースメーカーや人工関節の材料としても利用されているため、安心して使用できます。
しかし、極稀にチタンアレルギーの事例が存在します。ですから、アレルギーに関する不安がある場合は、事前にアレルギーテストを受け、また歯科医師と相談しておくことをおすすめします。
少しでも参考になったら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
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