つじむら歯科医院です。
本日は「ホワイトニングのリスク・副作用」についてお話しします。
1:歯の表面の荒れ
ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで使う薬剤に入っている過酸化尿素や過酸化水素には、歯の表面の「ペリクル」を剥がす働きがあります。
ペリクルは歯を守ってくれているため、剥がれると表面が荒れたようなコンディションになる可能性があります。ただし通常の場合、ホワイトニングから半日~2日程度経過すれば、またペリクルが歯を覆ってくれます。
2:歯がしみる
ペリクルが剥がれると、歯がしみやすくなる可能性もあります。これは効果が高めのオフィスホワイトニングで発生しやすい現象です。
そしてオフィスホワイトニングに比べると効果が低いホームホワイトニングの場合、歯がしみにくいです。
ただ、いずれにしてもしばらく経過してペリクルが復活すれば解消されます。
3:色むらができる
これはホームホワイトニングで発生しやすい現象です。
ホームホワイトニングでは「マウスピースへの薬の注入」も、「マウスピースの装着」も自分で行うことになります。このとき薬の量が少なかったり、マウスピースが歯にフィットしなかったりすると、薬がしっかりと行き渡らず、色むらができてしまうかもしれません。
また、オフィスホワイトニングについても、歯並びが悪ければ、光が当たりにくい部分ができて、色むらが生じるかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214