つじむら歯科医院です。
本日はホワイトニングの禁忌症および不可能な歯についてお話しします。
ホワイトニング治療は、効果の出にくい人もいれば、ホワイトニング自体おすすめできない人もいらっしゃいます。
どんな人に適していないのか、詳しく解説していきますね。
『妊娠中、授乳中の方』
妊娠中、授乳中はホワイトニングを控えた方が良いです。
妊娠中の身体や胎児に与えるホワイトニングの効果、影響の研究がまだ不十分なためです。安全性が保障されていないため、控えるのが無難です。
『無カタラーゼ症の方』
無カタラーゼ症の患者さんは、ホワイトニングを受けることができません。
カタラーゼには、ホワイトニングに使用する薬の成分、過酸化水素を分解するはたらきがあります。
カタラーゼのない患者さんは過酸化水素を分解することができず、体内に過酸化水素を残してしまうことになります。
過酸化水素自体は体内でも生成されますが、通常はカタラーゼにより即座に分解されるため、影響はありません。
しかし、無カタラーゼ症の場合は体内に長時間、高濃度の過酸化水素が残ると組織を壊死させてしまうこともあり、危険です。
『歯の神経が死んでいる方』
歯の神経が生きているか、死んでいるかによってホワイトニングの方法は異なります。
現状の歯に合っていないホワイトニングを行うと、正しい効果を得られないこともあるため注意が必要です。
歯科医師に相談の上、診断の上で決めることをおすすめします。
『歯に詰め物をしている方』
詰め物をしている場合、詰め物に対してのホワイトニングは行えません。
厳密には、ホワイトニング自体は行えますが、詰め物の色と歯の色の原因が異なり、詰め物本来の色はホワイトニング分解することが出来ないため、効果が期待できません。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
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