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2022.06.13

口呼吸による悪影響とは?③

 

つじむら歯科医院です。
本日は口呼吸による悪影響についてお話しします。

 
【4】風邪等の感染症にかかりやすくなる

本来は鼻毛のフィルターによって除去されるウイルスやホコリ、細菌などが口から入り、喉の奥に侵入するため、風邪やインフルエンザといった感染症にかかりやすくなります。

また、先述の通り、口呼吸から入る空気は、鼻呼吸と違って湿度や温度が低いことも感染症にかかりやすい要因となります。

 
【5】いびきや睡眠時無呼吸症候群を起こしやすい

就寝時に口呼吸していると、舌が喉の方に下がったようになります。
日中口呼吸している人は、眠っている時も当然口呼吸です。

舌は重力によりさらに下がり、気道を塞ぎ、狭くなっている状態が続きます。
いびきをかく原因になったり、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。

 
睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気が強い、十分に疲れが取れないといった症状の他にも、糖尿病や高血圧といった生活習慣病になりやすいといわれています。

脳卒中や心筋梗塞等の突然死を引き起こすこともあり、こちらも必ず治療が必要になります。

 

【6】しまりのない顔になる

口呼吸の人は、口が常に開いている状態となります。

この状態がクセになると、顔の周囲の筋肉はゆるみ、顔がたるんだり、二重あごになってしまうなど、顔の見た目にも変化が現れてしまうことがあります。

 
また、成長期に口呼吸が普通になっていると、口呼吸がしやすいような顎の骨の形を形成してしまいます。

”アデノイド顔貌”と呼ばれる、唇が突出し、顎が後退してしまうといったしまりのない顔つきになってしまうこともあるため、できることならば、口呼吸が見られるお子さんは早めに改善するのがおすすめです。

無意識に行う呼吸のやり方をなかなか自身で自覚し、気をつけて治すのは難しいことですが、できるだけ鼻呼吸に変えていくことをおすすめします。

また、口呼吸がなかなか治らない、鼻呼吸にしたいけどどうしたら良いか分からないという方は、一度歯科医院や口腔外科などで相談してみるのも良いでしょう。

 
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
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