つじむら歯科医院です。
本日は歯ぎしりの要因についてお話しします。
睡眠中などに上下の歯をすり合わせる行為のことを「歯ぎしり」と言います。「すり合わせる」と表現するよりも「食いしばる」という言い方がふさわしくなる場合もありますが、ここではまとめて「歯ぎしり」として解説していきます。
『歯ぎしりの要因』
歯ぎしりの要因はいまだに明確になっていません。そのため今後の研究などによって、思いもよらない歯ぎしりの原因や対処方法が見つかる可能性もゼロではありません。
ただ、「起きている間に受けた心身のストレスを、睡眠中の歯ぎしりによって発散しているのではないか」などと言われています。
ストレスが溜まると胃腸などの内臓に負担がかかるため、歯ぎしりによってその負担を減らしているのではないか」という見方もあります。
1:ストレスが歯ぎしりの要因
ストレス以外にも歯ぎしりの要因はあるのかもしれませんが、「少なくともストレスが歯ぎしりを招く」とは考えられます。そのため歯ぎしりを軽減するためには、起きている間のストレスをケアするべきと言えます。
現代人がストレス源を完全になくすことはまずできませんが、例えば「日頃ほとんど運動をしていない」「無理なダイエットをしている」「慢性的な睡眠不足である」などストレスの原因が明確である場合は、できる限り改善しましょう。歯ぎしりのことを抜きにしても、このような生活を続けるのは好ましいことではないと言えます。
2:歯ぎしりを無理になくそうとするのは好ましくありません
(そもそも現代の医学では歯ぎしり自体を抑えたりなくしたりすることはできませんが)歯ぎしりは胃腸などの内臓を守る行為でもありますから、無理になくそうとはしないようにしましょう。
ただ、一個上の項目でお伝えしたように、「明らかなストレッサー」を減らしていくことは(歯ぎしり以外の観点でも)大切です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214