つじむら歯科医院です。
本日は「すきっ歯ができる主な原因」についてお話しします。
誰かと話しているとき、歯の隙間が気になり、ぎこちない笑顔になってしまうことはありませんか?そのコンプレックスから、笑うときに手で歯を隠す癖がついてしまっている人もいるのではないでしょうか。
すきっ歯は歯医者さんで治療可能です。
この記事では、歯と歯の間に隙間ができる原因や、放置した場合のリスク、すきっ歯を改善する治療方法などをご紹介します。
なぜ歯と歯の間に隙間ができてしまうのか、どのような治療法があるのか気になる方は、ぜひこの記事を読み進めてみてください。
『すきっ歯の根本的な原因』
1.歯の性質
・歯がもともと小さい
歯が小さかったり、形が悪いと、歯と歯の間に隙間ができてしまい、すきっ歯になる可能性があります。
・歯の生え方が正しくない場合
大人の口の中には、上下の列で合計28本の歯が生えています。ですが、本来生えてくるはずの歯が生えてこないケースがあります。その結果、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。また、歯が歯ぐきの中に埋没したままになってしまい、すきっ歯になるケースもあります。
・上唇小帯の異常がある
上唇には、上唇の内側と歯ぐきをつなぐ上唇小帯と呼ばれる筋肉があります。この筋肉は、上の前歯2本の上に位置しています。赤ちゃんの時は太く長くても問題ありません。しかし、ずっとそのままですと、赤ちゃんの成長とともに永久歯が生える邪魔をすることがあります。
上唇小帯が歯の近くにあるため、前歯2本の間が離れて生えてしまい、すきっ歯になってしまうのです。
2.生活習慣
・指しゃぶりや、下で歯を触ってしまう
子供の頃に指しゃぶりをずっとしていた人は、歯に隙間ができるリスクが高くなると言われています。これは、指しゃぶりをすると、歯を内側から押すことになり、歯が外側に広がってしまうからです。
また、舌を前歯の裏から押し付ける癖がある人も、リスクが高くなります。これが癖になっていると、歯の位置がずれてすきっ歯になる場合があるのです。
3.顎の大きさと歯の大きさのバランス
顎の大きさに対して歯が小さいと、歯に隙間ができる可能性が高くなります。逆に、顎が大きすぎると、たとえ歯の大きさが正常でも、すきっ歯になってしまうことがあります。
4.歯周病
年齢を重ねるごとに歯並びが悪くなる人は、歯周病が原因かもしれません。
歯周病になると、歯の土台である歯槽骨が溶けてしまうため、歯が揺れやすくなります。その結果、歯と歯の間に隙間ができてしまい、すきっ歯になってしまうことがあるのです。
5.噛み合わせが深い
下の前歯が上の前歯に完全に隠れてしまう「深噛み」の人は、すきっ歯になりやすくなっています。上の歯に下の歯からの力が伝わりやすいためです。この状態を放置しておくと、上の前歯の間に隙間ができてしまいます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
伊勢原市にある歯医者・歯科
『 つじむら歯科医院 』
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