つじむら歯科医院です。
本日は「ホワイトニングのリスク・副作用」についてお話しします。

4：色戻り

ホワイトニングをしても、必ず色戻りが発生します。そのため、以下に挙げる色戻りまでの期間を考慮して、ホワイトニングをするペースを決めることが大事です。

セルフホワイトニング：2～3週間（サロンの場合）
ホームホワイトニング：半年～1年間
オフィスホワイトニング：3か月～1年間
デュアルホワイトニング：1年間～2年間

※デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた手法です。

5：ホワイトニングされにくい歯もある

インレー（詰め物）やクラウン（被せ物）に関しては、ホワイトニングを行っても白くなりません。

また、「テトラサイクリン系統の抗生物質のせいで変色した歯（テトラサイクリン歯）」も白くなりにくいです。
テトラサイクリン系統の抗生物質は、以前まで日本国内の風邪薬シロップなどで使用されていました。ただ、現在ではほとんど使われていません。しかし、あくまで「ほとんど」ですから、きちんと配合成分を確認した上でシロップを購入しましょう。特に妊娠中・授乳期間中の方、0～12歳（歯の形成期）までの子どもは避けるべきです。

そして「歯の神経治療を行った歯」も白くなりにくいです。「神経が死んだ歯」の変色は、エナメル質の内部の「象牙質」で発生しているケースが多いためです。
ただ、「ウォーキングブリーチ」などの歯の内部にホワイトニング剤を注入する方法であれば、神経が死んだ歯であっても白くすることができます。

　
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

　
伊勢原市にある歯医者・歯科
『　つじむら歯科医院　』
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