コラム

2025.02.21

八重歯・乱ぐい歯 (叢生)とは?

八重歯・乱ぐい歯 (叢生)とは?

八重歯・乱ぐい歯 (叢生)とは?~見た目だけじゃない歯並びの問題~

八重歯や乱ぐい歯(叢生)の特徴と、叢生とは?

八重歯や乱ぐい歯(叢生)とは、歯が適切な位置に生えず、歯列がデコボコになっている状態を指します。特に八重歯は、犬歯(糸切り歯)が歯列から飛び出して生えてしまうケースを指し、可愛らしい印象を持たれることもありますが、実際には口腔内の健康に悪影響を及ぼすことが多いです。

「叢生」とは、顎のスペースが不足し、歯が適切な位置に生えずに重なり合ったり、ずれたりしている状態を指します。これは、顎の成長が不十分で歯が収まりきらない場合や、乳歯の早期喪失などが原因となることが多いです。

見た目だけでなく、歯並びの乱れがもたらすリスク

歯並びが悪いことによるリスクは、見た目の問題だけではありません。以下のような健康面の問題が発生する可能性があります。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

八重歯や乱ぐい歯(叢生)があると、歯と歯の間にすき間ができやすくなり、歯ブラシが届きにくくなります。これにより、プラーク(歯垢)が蓄積しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に、八重歯は周囲の歯と重なりやすく、磨き残しが発生しやすいため、定期的な歯科検診やクリーニングが必要になります。

咀嚼機能の低下

歯並びが悪いと、正しい噛み合わせができず、食べ物をしっかりと噛み砕くことが難しくなります。咀嚼が不十分なまま食事を続けると、胃や腸に負担がかかり、消化不良や栄養吸収の低下につながることがあります。

発音への影響

歯並びは発音にも影響を与えます。特に「さ行」や「た行」などの音を発音する際、舌の動きがスムーズに行えず、言葉が不明瞭になることがあります。これは、プレゼンテーションや接客業など、人前で話す機会が多い職業の方にとって、大きな問題となることがあります。

顎関節症のリスク

歯並びが悪いと、噛み合わせのバランスが崩れ、顎の筋肉に過度な負担がかかることがあります。これにより、顎関節症(顎の痛みやカクカクした音が鳴る症状)を引き起こすリスクが高まります。

見た目や第一印象への影響

歯並びは、第一印象を左右する重要な要素です。特に、仕事や社交の場での印象を気にする人にとって、整った歯並びは清潔感や自信につながります。逆に、歯並びが乱れていると、だらしない印象を持たれることもあるため、矯正治療を受けることで印象を良くすることができます。

 

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八重歯・乱ぐい歯がもたらすデメリット

口内トラブルのリスク(虫歯・歯周病)

八重歯や乱ぐい歯(叢生)の状態では、歯の間に隙間が多くなり、通常の歯ブラシでは汚れを十分に除去できない部分が増えてしまいます。その結果、プラークや歯石が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが大幅に上昇します。

また、歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまう可能性があります。歯並びが悪いと、治療やクリーニングも難しくなるため、早めの対策が必要です。

顎への負担と顎関節症の可能性

歯並びが悪いと、噛み合わせが乱れ、特定の歯に過度な負担がかかることがあります。これが原因で、顎の筋肉に負荷がかかり、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。

顎関節症の症状には、以下のようなものがあります。

  • ✅口を開閉する際にカクカクと音がする
  • ✅口が開きにくい、または痛みを感じる
  • ✅顎が疲れやすい、または違和感がある

 

こうした症状が長期間続くと、食事や会話に支障をきたすこともあります。

発音や滑舌への影響

歯並びの乱れは、発音に大きく影響します。特に、「さ行」「た行」「ら行」の発音が不明瞭になりやすく、人と話す際に聞き取りにくいと感じられることがあります。これは、仕事や日常生活において、コミュニケーションの支障となる可能性があります。

消化不良や胃腸への負担

歯並びが悪いと、正しく噛むことができず、食べ物を細かく咀嚼できないまま飲み込んでしまいます。その結果、胃や腸への負担が増加し、消化不良や胃もたれの原因となります。

特に、高齢者の場合、消化機能が低下しているため、咀嚼不良が栄養吸収の妨げとなることもあります。

第一印象や自己肯定感の低下

歯並びが乱れていると、人前で笑うことに抵抗を感じる人も少なくありません。特に、写真撮影の際に口を閉じたままにしたり、大きく笑うことを避けたりすることが増えると、自己肯定感の低下につながります。

矯正治療を受けることで、自信を持って笑顔を見せられるようになり、コミュニケーションの向上にもつながる可能性があります。

治療することで得られるメリット

口腔内の健康維持

歯並びが悪いと歯と歯の間にプラーク(歯垢)が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に重なり合った歯は歯ブラシが届きにくく、磨き残しが発生しやすいです。

矯正治療により歯並びが整うと、歯の表面が均等になり、ブラッシングや歯科クリーニングがしやすくなります。その結果、虫歯や歯周病を予防しやすくなり、長期的に健康な口腔環境を維持できます。

咀嚼機能の向上と消化の改善

噛み合わせが悪いと食べ物を十分に噛めず、胃に負担をかける原因になります。特に奥歯に負担が集中すると、食べ物が細かく砕かれずに消化器官に送られ、消化不良を引き起こすことがあります。

矯正治療によって正しい噛み合わせを確立すると、食べ物を均等に噛めるようになり、消化がスムーズになります。さらに、唾液の分泌が促進されることで、胃腸への負担軽減や栄養吸収の向上にもつながります。

顎関節への負担軽減

歯並びの乱れは顎関節に不均等な負荷をかけ、顎関節症の原因になることがあります。顎関節症は、口の開閉時の異音や痛み、顎の疲れ、さらには偏頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。

矯正治療によって正しい噛み合わせが実現すると、顎への負担が均等に分散され、顎関節症のリスクを軽減できます。

見た目の改善と自信向上

歯並びの乱れはコンプレックスになりやすく、人前で笑うことに抵抗を感じる人もいます。矯正治療によって歯並びが整うと、口元の印象が大きく変わり、より魅力的な笑顔を手に入れることができます。

営業職や接客業など、人と接する機会が多い職業の方にとっては、第一印象の向上にもつながります。自信を持って笑えることで、コミュニケーションの活性化や対人関係の向上が期待できます。

発音の改善

歯並びが乱れていると、特定の発音がしにくくなることがあります。特に「さ行」や「た行」、「ら行」などの音が不明瞭になりやすく、会話が聞き取りづらくなることもあります。

矯正治療を行うことで舌の動きがスムーズになり、よりクリアな発音が可能になります。特に接客業や教師、アナウンサーなど、話すことが重要な職業の方にとっては大きなメリットとなります。

歯の寿命の延長

歯並びが悪いと、特定の歯に過度な力がかかり、歯の摩耗や破損が進みやすくなります。噛み合わせのズレによって歯ぎしりや食いしばりが悪化し、歯の寿命を縮める原因にもなります。

矯正治療により噛み合わせが整うと、歯にかかる力が均等になり、摩耗を最小限に抑えられます。さらに、虫歯や歯周病のリスクを減らすことで、長期的に健康な歯を維持しやすくなります。

矯正治療は単なる美容目的だけでなく、健康維持や生活の質向上にも貢献する重要な治療法です。

矯正歯科治療を始める時期について詳しくはこちらをご覧ください。

 

八重歯・乱ぐい歯(叢生)の治療方法とは?

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い

八重歯や乱ぐい歯(叢生)の治療には、大きく分けて ワイヤー矯正マウスピース矯正(インビザラインなど) の2つの方法があります。それぞれの治療方法には特徴があり、患者さんの症状やライフスタイルに応じて適切な方法を選択することが重要です。

ワイヤー矯正(ブラケット矯正) は、歯にブラケットとワイヤーを装着し、持続的な力をかけて歯を正しい位置へと移動させる方法です。メリットとしては、歯を動かす力が強く、複雑な歯並びの矯正にも対応可能 なことが挙げられます。特に、八重歯や叢生がひどいケースでは、ワイヤー矯正が適していることが多いです。しかし、装置が目立つことや、食事や歯磨きの際に不便を感じる点がデメリットとして挙げられます。

マウスピース矯正(インビザライン) は、透明なマウスピースを使用して少しずつ歯を移動させる方法です。最大のメリットは、目立たちづらいため周囲の人に気づかれにくい ことと、取り外しが可能 で食事や歯磨きの際にストレスが少ないことです。ただし、1日20時間以上装着 しなければ十分な効果が得られないため、決められた時間しっかり装着できる人に向いています。

抜歯が必要になるケースと非抜歯での治療法

矯正治療では、抜歯が必要になる場合非抜歯で治療できる場合 があります。一般的に、歯並びの乱れが軽度であれば、歯を削ったり歯列を拡大したりすることで非抜歯での治療が可能です。しかし、歯が重なり合っている程度が大きい場合や、顎のスペースが不足している場合は、抜歯が必要になることがあります。

抜歯が必要なケース
  • ・歯が極端に重なり合っていて、スペースを作らなければ正しく並べられない場合
  • ・顎の成長が少なく、歯を並べる十分なスペースがない場合
  • ・出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)など、上下の噛み合わせのバランスを整えるために抜歯が必要な場合

 

非抜歯で治療できるケース
  • ・軽度の叢生(歯のデコボコが比較的少ない場合)
  • ・歯列を拡大することでスペースを確保できる場合
  • ・歯をわずかに削る(IPR:インタープロキシマルリダクション)ことで十分なスペースを確保できる場合

 

抜歯が必要かどうかは、個々の歯並びや顎の状態によって異なるため、矯正歯科の専門医による診断 が重要です。

部分矯正と全体矯正の違い

矯正治療には、歯全体を矯正する 全体矯正 と、気になる部分だけを矯正する 部分矯正 があります。

全体矯正 は、上下の歯すべてを矯正し、噛み合わせまで整える治療方法です。八重歯や乱ぐい歯(叢生)の矯正では、基本的に全体矯正が推奨されることが多く、時間はかかりますが、口全体の機能を改善 することができます。

部分矯正 は、前歯だけなど特定の部位を矯正する方法です。治療期間が短く、費用も抑えられるのがメリットですが、根本的な噛み合わせの問題を解決することはできません。部分矯正が適用できるかどうかは、歯並びの状態によるため、専門医と相談する必要があります。

矯正治療の一般的な流れ

矯正治療は、以下のステップで進められます。

1.初診相談・カウンセリング

患者の悩みや希望を聞き、矯正治療の適応可否を診断します。治療法や費用、期間についても説明があります。

2.精密検査(レントゲン・3Dスキャン・写真撮影など)

顎の状態や歯の位置を正確に把握するため、X線写真や歯型のスキャンを行います。

3.治療計画の作成

患者の歯並びに合わせて、治療期間や矯正方法を決定します。インビザラインの場合は、3Dシミュレーションで治療後の歯並びを確認できることが多いです。

4.矯正装置の装着

ワイヤー矯正ならブラケットとワイヤーを装着、マウスピース矯正なら専用のマウスピースを作成し、使用を開始します。

5.定期調整(1〜2ヶ月に1回)

歯の動きをチェックし、ワイヤーの調整やマウスピースの交換を行います。

6.保定期間(リテーナー装着)

矯正治療が終了した後は、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着します。通常、1〜2年ほどの期間、夜間中心にリテーナーを使用します。

矯正治療は、八重歯や乱ぐい歯(叢生)を改善し、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや健康面にも良い影響を与えます。治療方法にはさまざまな選択肢があり、患者のライフスタイルや希望に応じた方法を選ぶことが可能です。歯並びに悩んでいる方は、まず専門医に相談し、自分に最適な治療法を検討することが重要です。

 

インビザラインでの矯正治療~目立ちづらいため矯正の選択肢~

インビザラインの特徴とメリット

インビザラインは、透明なマウスピースを使用する矯正治療の一つで、ワイヤーを使用しないため目立ちにくいのが特徴です。歯型を3Dスキャンし、患者ごとにカスタムメイドのマウスピースを作成するため、快適に治療を進めることができます。

インビザラインのメリット
  • ・目立たちづらいため: 透明なマウスピースを使用するため、装着していても他人に気づかれにくい。
  • ・取り外しが可能: 食事や歯磨きの際に外せるため、日常生活に影響が少ない。
  • ・痛みが少ない: ワイヤー矯正に比べて圧力が分散されるため、痛みを感じにくい。
  • ・口内炎ができにくい: 金属を使用しないため、ワイヤー矯正のように口の中が傷つくリスクが少ない。

 

治療の流れ

インビザライン治療は、以下のステップで進められます。

1.初診相談・診断

患者の歯並びを確認し、インビザラインが適応可能かを判断します。

2.3Dスキャン・治療計画の作成

デジタルスキャンで歯型を取り、シミュレーションを作成。治療完了後の歯並びを事前に確認できる。

3.マウスピースの作成・装着開始

カスタムメイドのマウスピースを作成し、患者に装着指導を行う。

4.定期チェック(約6~8週間ごと)

歯の動きを確認しながら、新しいマウスピースに交換。

5.保定期間(リテーナー装着)

矯正後の歯並びを維持するために、リテーナーを装着し、後戻りを防ぐ。

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インビザラインが向いている人・向いていない人

向いている人
  • ・軽度~中程度の八重歯や乱ぐい歯(叢生)の矯正を希望する人
  • ・目立たちづらいため矯正を希望する人
  • ・取り外しが可能な矯正を選びたい人

 

向いていない人
  • ・重度の歯並びの乱れがある人(抜歯が必要なケース)
  • ・マウスピースを決められた時間装着できない人
  • ・治療期間を短くしたい人(ワイヤー矯正より時間がかかる場合がある)

 

インビザラインは、見た目を気にせず矯正治療を進めたい方にとって優れた選択肢です。自分に合うかどうかは、専門医の診断 を受けることが重要です。

インビザライン矯正治療について詳しくはこちらをご覧ください。

 

矯正治療の期間や費用について知っておこう

一般的な治療期間とその目安

矯正治療の期間は、歯並びの状態や選択する治療法によって異なります。一般的には 1年半~3年 ほどの治療期間が必要とされ、治療完了後も後戻りを防ぐために リテーナー(保定装置) を装着する期間があります。

矯正治療の期間の目安
  • ・軽度の歯並びの乱れ:6ヶ月~1年半
  • ・中等度の八重歯・乱ぐい歯(叢生):1年半~2年半
  • ・重度の八重歯・乱ぐい歯(叢生):2年~3年以上

 

また、ワイヤー矯正とインビザラインでは治療期間が異なる ことがあり、一般的には ワイヤー矯正の方が短期間で治療が完了しやすい 傾向があります。

治療にかかる費用の目安

矯正治療の費用は、選択する矯正方法や歯科医院によって異なります。以下は一般的な治療費の目安です。

  • ・ワイヤー矯正(表側):70万~120万円
  • ・ワイヤー矯正(裏側/舌側矯正):100万~150万円
  • ・インビザライン(マウスピース矯正):80万~120万円
  • ・部分矯正(前歯のみ):20万~50万円

 

費用には、初診相談料、精密検査費、調整費、保定装置代 などが含まれる場合と、別途かかる場合があります。医院によっては 分割払い(デンタルローン) も利用できるため、予算に応じて相談することが重要です。

費用を抑えるためのポイント

矯正治療は高額になりやすいですが、以下のポイントを意識することで負担を軽減できます。

1.無料相談を活用する

矯正歯科では初回相談を無料で行っているところが多いため、複数の医院で相談し、費用や治療計画を比較 するのがオススメです。

2.デンタルローンを利用する

一括払いが難しい場合、医療ローン や クレジットの分割払い を活用することで、月々の負担を軽減できます。

3.部分矯正を検討する

全体矯正が不要な場合、部分矯正を選択 することで費用を大幅に抑えられることがあります。

矯正治療は長期的な投資ですが、将来的な歯の健康維持 にもつながるため、費用や期間についてしっかり理解し、自分に合った治療を選ぶことが大切です。

 

矯正治療中の生活と注意点

食事の際の注意点

矯正治療中は、矯正装置に負担をかけないよう食事に注意が必要です。特にワイヤー矯正の場合、硬いものや粘着性のある食べ物は避けるべきです。

避けたほうがよい食品
  • ・硬いもの(せんべい、ナッツ、氷など): ワイヤーやブラケットが破損する可能性がある
  • ・粘着性のあるもの(キャラメル、ガム、餅など): 装置にくっつきやすく、外れやすい
  • ・糖分の多いもの(ジュース、キャンディ、甘いパンなど): 虫歯のリスクが高まる

 

おすすめの食品
  • ・柔らかいもの(ご飯、パン、スープ、煮物)
  • ・小さく切れるもの(肉、野菜)
  • ・歯に優しい飲み物(お茶、水)

 

一方で、インビザライン(マウスピース矯正) の場合は食事の際に取り外せるため、食事の制限がほとんどありません。ただし、装着時間を守るためにも、食事後は速やかに歯を磨き、マウスピースを装着することが重要です。

歯磨きと口腔ケアのポイント

矯正中は歯磨きが重要になります。装置が付いていると食べカスが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、しっかりとケアすることが大切です。

ワイヤー矯正のケア方法
  • ・矯正専用の歯ブラシやワンタフトブラシを使用する
  • ・歯間ブラシやデンタルフロスを活用し、細かい部分の清掃を行う
  • ・フッ素入りの歯磨き粉を使用し、虫歯予防を徹底する

 

インビザラインのケア方法
  • ・食事後は必ず歯を磨いてからマウスピースを装着する
  • ・マウスピースの洗浄は専用クリーナーを使用し、細菌の繁殖を防ぐ
  • ・熱湯で洗わない(変形の原因になる)

 

矯正中の痛みへの対処法

矯正治療では、歯が動く際に痛みを感じることがあります。特にワイヤー矯正は調整後に2~3日ほど痛みが強くなる ことがあります。

痛みを軽減する方法
  • ・痛み止めを服用する(市販の鎮痛剤を活用)
  • ・冷たい飲み物やアイスを食べる(歯の痛みを和らげる)
  • ・硬いものを避け、柔らかい食事を選ぶ

 

インビザラインの場合も、新しいマウスピースに交換した直後は締め付け感があることが多いですが、数日で慣れることがほとんどです。痛みが強い場合は、矯正歯科に相談しましょう。

日常生活での注意点

矯正装置をつけていると、日常生活でいくつか注意すべき点があります。

ワイヤー矯正の注意点
  • ・口内炎ができやすい: ワイヤーが口の中に当たって傷つくことがある → ワックスを使って保護する
  • ・スポーツ時の注意: 強い衝撃で口の中を切るリスクがある → マウスガードを使用する
  • ・楽器の演奏(金管楽器など): 慣れるまで違和感があるため、練習時間を調整する

 

インビザラインの注意点
  • ・装着時間を守る(1日20時間以上):装着時間が短いと治療効果が落ちる
  • ・マウスピースを紛失しないよう注意(食事の際にティッシュに包むと捨ててしまうことがある)
  • ・コーヒー・紅茶などの着色に注意:マウスピースを装着したまま飲むと黄ばむ原因になる

 

定期的な通院の重要性

矯正治療は定期的な調整が必要です。ワイヤー矯正では1~2ヶ月ごと、インビザラインでは6~8週間ごと の通院が基本となります。

定期的に通院する理由
  • ・歯の動きをチェックし、計画通りに治療が進んでいるか確認する
  • ・ワイヤーの調整やマウスピースの交換を行う
  • ・虫歯や歯周病が発生していないか検診を受ける

 

通院を怠ると、治療期間が延びたり、計画通りに歯が動かなくなる 可能性があるため、必ず指示された通院スケジュールを守りましょう。

 

矯正後のリテーナー(保定装置)と後戻りを防ぐ方法

リテーナー(保定装置)とは?

矯正治療が完了すると、歯は新しい位置に整いますが、そのままにしておくと元の位置に戻ろうとする「後戻り」が発生します。これを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着し、歯の位置を安定させる必要があります。

 

リテーナーの役割
  • ・矯正で移動した歯を安定させ、後戻りを防ぐ
  • ・噛み合わせの適応を助ける
  • ・長期的な歯並びの維持

リテーナーは矯正治療と同じくらい重要であり、適切に使用しないと治療の効果が半減してしまいます。

リテーナーの種類

リテーナーには、主に以下の3種類があります。

① プレートタイプ(取り外し可能)
  • ・透明なマウスピース型(インビザラインと似た形状)
  • ・食事や歯磨きの際に取り外せる
  • ・立ちにくく、清潔に保ちやすい

 

② ワイヤータイプ(取り外し可能)
  • ・前歯にワイヤーがある固定式リテーナー
  • ・取り外しできるが、目立ちやすい
  • ・矯正後の噛み合わせを維持しやすい

 

③ 固定式リテーナー(歯の裏側に装着)
  • ・歯の裏側に細いワイヤーを接着するタイプ
  • ・取り外し不要で後戻りを防ぎやすい
  • ・長期間装着する必要がある

 

どのリテーナーを使用するかは、歯科医の判断によりますが、患者のライフスタイルに応じた選択が可能です。

リテーナーの装着期間と使用時間

矯正直後は、歯がまだ不安定な状態なので1日20時間以上の装着が必要です。一般的に、矯正治療の1.5~2倍の期間はリテーナーを使用します。

装着スケジュールの目安
  • ・最初の半年~1年:1日20時間以上装着(食事時以外は常時装着)
  • ・1年後~2年後:就寝時のみ装着
  • ・2年以降:自己管理で数日に1回装着(歯科医の指示による)

 

矯正後1~2年は特に後戻りが起こりやすいため、リテーナーをサボらずに装着することが大切です。

後戻りを防ぐためのポイント

後戻りを防ぐためには、リテーナーの正しい使用と、日々のケアが重要です。

① リテーナーの装着を徹底する
  • ・指示された時間を守る(自己判断で装着時間を減らさない)
  • ・違和感があっても継続して使用する

 

② 定期的に歯科検診を受ける
  • ・3~6ヶ月ごとのチェックで後戻りの兆候を確認
  • ・リテーナーの適合具合を診てもらう

 

③ 舌や頬の癖を直す
  • ・舌で前歯を押す癖があると、歯が動きやすい
  • ・唇を噛む癖や頬杖をつく習慣をなくす

 

④ 噛み合わせを意識する
  • ・矯正後は噛み合わせが変わるため、正しい噛み方を意識する
  • ・食事の際は左右均等に噛むようにする

 

後戻りを防ぐためには、矯正治療が終わった後も継続的なケアが不可欠です。リテーナーを適切に使用し、美しい歯並びを長く維持しましょう。

 

矯正治療を成功させるために大切なこと

正しい姿勢と噛み方を意識する

矯正治療中は、姿勢や噛み方の癖が治療の効果に影響を与えるため、普段の習慣を見直すことが大切です。特に舌の位置は重要で、常に上あごに軽く触れるよう意識しましょう。舌を前歯に押しつけると、歯が前に移動しやすくなり、矯正の効果を妨げる可能性があります。

また、食事の際は左右均等に噛むことを意識することが大切です。片側ばかりで噛むと、噛み合わせのバランスが崩れ、顎や歯に余計な負担がかかるため、治療が長引く原因になります。

矯正の効果を高めるために悪い癖を直す

無意識に行っている癖や習慣が、矯正治療の妨げになることがあります。例えば、頬杖をつくと顎の位置がずれ、歯並びが崩れる原因になります。また、口呼吸は舌の位置を下げてしまい、矯正後の歯並びを維持しにくくなります。

改善すべき癖
  • ・爪を噛む・ペンを噛む: 前歯に不要な圧力がかかる
  • ・歯ぎしり・食いしばり: 矯正中の歯に負担がかかる
  • ・唇を噛む: 前歯が後戻りしやすくなる

 

対策
  • ・鼻呼吸を意識する
  • ・マウスガードの使用(歯ぎしりがある場合)
  • ・姿勢を正しく保つ

 

矯正中の痛みやストレスを軽減する

矯正治療では、歯が動くことで痛みを感じることがあります。特にワイヤー矯正では、調整後に2~3日ほど痛みを感じることが多いです。

痛みを和らげる方法
  • ・冷たい飲み物やアイスを食べる
  • ・柔らかい食事を選ぶ
  • ・必要に応じて鎮痛剤を服用する

 

また、長期間の治療にはモチベーションの維持も重要です。定期的に歯並びの写真を撮り、変化を確認することで、治療の進捗を実感しやすくなります。

口元の筋肉を鍛えて後戻りを防ぐ

矯正後に歯並びを安定させるためには、口周りの筋肉を鍛えることが重要です。特に舌のトレーニングは、正しい歯並びを維持するのに役立ちます。

簡単なエクササイズ
  • ・舌を上あごにつけたまま「んー」と発音し、10秒キープ
  • ・口をすぼめて「う」の形をつくり、10秒キープ
  • ・ほほを膨らませて10秒キープ

 

これらを日常的に行うことで、矯正後の歯並びの維持に役立ちます。

矯正治療を成功させるためには、正しい舌の位置と噛み方を意識し、悪い癖を直し、筋肉を鍛えることが大切です。日々の習慣を改善することで、矯正の効果を最大限に引き出し、美しい歯並びを維持できます。

 

まずは無料相談から!専門医と一緒に最適な治療法を考えよう

矯正治療を始める前に知っておくべきこと

矯正治療は見た目の改善だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康維持にも大きなメリットがあるため、治療を検討している方は、まず専門医に相談することが大切です。しかし、矯正治療は長期間にわたるため、事前に以下のポイントを確認しておくことが重要です。

矯正前に知っておくべきポイント
  • ・どの矯正方法が自分に合っているか(ワイヤー矯正・インビザラインなど)
  • ・治療期間の目安(1年半〜3年程度)
  • ・抜歯が必要かどうか
  • ・費用と支払い方法(分割払いの選択肢など)
  • ・日常生活への影響(食事やケアのポイント)

 

これらを事前に把握しておくことで、矯正治療の不安を減らし、納得した上で治療を開始することができます。

無料相談で確認できること

つじむら歯科医院では、矯正治療に関する無料相談を実施しています。矯正治療は一人ひとりの歯並びに合わせた治療計画が必要なため、まずは専門医と相談し、自分に最適な治療方法を見つけることが大切です。

無料相談で確認できる内容
  • ・歯並びや噛み合わせの診断
  • ・矯正治療の種類と適した治療法の説明
  • ・治療の流れや期間の目安
  • ・費用や支払い方法の相談(分割払いの可否など)
  • ・矯正後の仕上がりのシミュレーション(3D画像などを使用)

 

無料相談では、専門医が患者様の不安や疑問に丁寧にお答えし、納得した上で治療を始められるようサポートします。

自分に合った歯科医院を選ぶポイント

矯正治療を成功させるためには、信頼できる歯科医院を選ぶことが重要です。矯正治療は長期間にわたるため、専門知識を持つ歯科医が在籍し、充実した設備が整っている医院を選ぶことが大切です。

歯科医院を選ぶ際のポイント
  • ・矯正歯科専門医が在籍しているか(経験豊富な医師が治療を担当するか)
  • ・治療実績や症例が豊富か(過去の症例写真などを確認できるか)
  • ・先進の設備が整っているか(デジタルスキャンや3Dシミュレーションなど)
  • ・通院しやすい立地か(矯正治療は定期的な通院が必要なため)
  • ・アフターケアが充実しているか(矯正後の保定管理がしっかりしているか)

 

つじむら歯科医院では、これらのポイントを満たし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供できる環境を整えています。

まずは一歩踏み出してみよう

「矯正治療に興味はあるけれど、費用や治療期間が気になる」「どの治療方法が自分に合っているかわからない」と悩んでいる方は、ぜひつじむら歯科医院の無料相談をご利用ください。専門医が詳しく診断し、あなたに最適な治療法をご提案いたします。

まずは気軽に相談し、理想の歯並びへの第一歩を踏み出しましょう。

 

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伊勢原市にある再発率0%を追求した見えない非抜歯専門クリニック
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214

 

【監修者情報】
つじむら歯科医院グループ総院長 辻村 傑 

《公式facebookアカウント》

【略歴】
1993年 神奈川歯科大学 卒業
1995年 つじむら歯科医院 開業
1997年 医療法人社団つじむら歯科医院 開設
2008年 神奈川歯科大学生体管理医学講座 薬理学分野大学院
2010年 南カリフォルニア大学卒後研修コース修了
2010年 南カリフォルニア大学客員研究員
2010年 南カリフォルニア大学アンバサダー(任命大使)
2012年 ハートフルスマイルデンタルクリニック茅ヶ崎 開業
2012年 UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校卒後研修コース修了
2013年 インディアナ大学 歯周病学インプラント科客員講師
2014年 インディアナ大学医学部解剖学 顎顔面頭蓋部臨床解剖 認定医
2017年 iDHA 国際歯科衛生士学会 世界会長就任
2020年 iACD 国際総合歯科学会 日本支部会長

【所属】
IIPD国際予防歯科学会認定医
日本抗加齢医学会認定医
日本歯科人間ドック学会認定医
日本口腔医学会認定医
セカンドオピニオン専門医
DGZI国際インプラント学会認定医
日本咀嚼学会会員
日本保存学会会員
日本全身咬合学会会員
日本口腔インプラント学会会員
国際歯周内科学研究会会員
日本口腔内科学研究会会員
日本床矯正研究会会員
神奈川矯正研究会会員
日本臨床唾液学会会員
NPO法人歯と健康を守ろう会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
伊勢原市中央保育園学校歯科医
日本食育指導士
健康咀嚼指導士

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