コラム

2025.03.20

矯正歯科治療の装置の種類を解説!あなたに合った治療法とは?

矯正歯科治療の装置の種類を解説!あなたに合った治療法とは?

矯正治療を考えているあなたへ

矯正治療は見た目だけでなく、噛み合わせや健康にも影響する

矯正治療と聞くと、「歯並びを整えて見た目を良くするもの」というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、矯正治療の本来の目的は、美しさだけではなく、口腔機能の向上と全身の健康維持にあります。

歯並びが乱れていると、以下のようなリスクがあります。

  • ・虫歯や歯周病のリスク増加:歯が重なり合っているとブラッシングが難しく、磨き残しが発生しやすくなります。
  • ・咀嚼機能の低下:噛み合わせが悪いと、食べ物をしっかり噛めず、消化器官に負担をかけることがあります。
  • ・発音障害の可能性:歯並びの乱れが原因で、正しく発音できないことがあります。
  • ・顎関節症のリスク:噛み合わせのズレが顎の関節に負担をかけ、痛みや違和感を引き起こすことがあります。

 

特に、日本人は骨格的に出っ歯や受け口になりやすい傾向があり、見た目だけでなく、機能的な問題も考慮する必要があります。矯正治療は単なる美容目的ではなく、健康のための治療として捉えることが重要です。

 

どんな装置を選べばいいの?

矯正治療を始める際、多くの方が「どの矯正装置を選べばよいのか分からない」と悩みます。現在、矯正治療には様々な種類の装置があり、それぞれに特徴があります。

例えば、以下のようなポイントが選択基準になります。

  • ・できるだけ目立ちづらい矯正がいい → マウスピース矯正(インビザライン)や裏側矯正(リンガル矯正)
  • ・短期間で治療を終えたい → 部分矯正(前歯のみの矯正など)
  • ・歯をしっかり動かし、確実な仕上がりを目指したい → ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット)

 

どの装置が適しているかは、患者様の歯並びの状態やライフスタイルによって異なります。治療を始める前に、自分に合った矯正装置を選ぶことが大切です。

 

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矯正装置の選び方

矯正治療を検討する際に重要なのが、「どの装置を選ぶか」ということです。現在、矯正装置にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。そのため、患者様の希望やライフスタイル、症状に合った装置を選ぶことが大切です。

 

矯正装置にはそれぞれメリット・デメリットがある

主な矯正装置には、以下のような種類があります。

  • 1.マウスピース矯正(インビザライン)
  • 2.ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット)
  • 3.リンガル矯正(裏側矯正)
  • 4.部分矯正(気になる部分だけを整える)

 

これらの矯正装置には、それぞれメリットとデメリットがあります。例えば、マウスピース矯正は目立ちにくく、取り外し可能ですが、適応できる症例が限られています。一方、ワイヤー矯正はどんな歯並びにも対応できますが、装置が目立つというデメリットがあります。

矯正装置を選ぶ際には、以下のようなポイントを考慮すると良いでしょう。

  • ・治療期間の長さ:短期間で終わる方法が良いか、時間がかかってもしっかり治したいか
  • ・見た目の問題:装置が目立つことに抵抗があるかどうか
  • ・費用:治療費の予算はどの程度か
  • ・痛みの程度:できるだけ痛みが少ない方法が良いか
  • ・ライフスタイルへの影響:食事や仕事に影響があるか

 

「目立ちづらい装置がいい」「できるだけ短期間で治療を終えたい」など、ライフスタイルに合った選択を

矯正治療を選ぶ際、多くの患者様が重視するポイントが「目立ちづらいこと」「治療期間」「費用」などです。以下の条件に当てはまる方には、特定の矯正装置が適している可能性があります。

できるだけ目立ちづらい装置がいい
  • おすすめの装置:マウスピース矯正(インビザライン)、リンガル矯正(裏側矯正)
  • ・人前に出る機会が多い方、接客業の方、学生などに人気
  • ・マウスピース矯正は透明なため目立たず、リンガル矯正は歯の裏側に装置をつけるため、正面からは見えない

 

できるだけ短期間で治療を終えたい
  • おすすめの装置:部分矯正、ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット)
  • ・部分矯正は気になる部分のみを動かすため、数か月で治療が完了することもある
  • ・ワイヤー矯正は適応症例が幅広く、確実に歯を動かせるため、全体矯正でも比較的短期間で終了する場合がある

 

食事や日常生活に支障が出るのは避けたい
  • おすすめの装置:マウスピース矯正(インビザライン)
  • ・取り外し可能なので、食事や歯磨きの際に支障がない
  • ・固い食べ物や色の濃い飲み物を気にする必要がない

 

費用を抑えながら矯正治療をしたい
  • おすすめの装置:ワイヤー矯正(メタルブラケット)、部分矯正
  • ・メタルブラケットは、他の矯正装置に比べて比較的費用が抑えられる
  • ・部分矯正は全体矯正よりも費用が安く済む

 

複雑な歯並びの矯正が必要
  • おすすめの装置:ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット)
  • ・顎の成長を伴う不正咬合や、歯を大きく動かす必要があるケースに対応可能
  • ・歯を抜く必要がある場合にも適応しやすい

 

矯正治療を成功させるためには、「自分に合った矯正装置を選ぶこと」が何よりも大切です。

 

目立ちづらい矯正治療 – マウスピース矯正(インビザライン)とは?

矯正治療を考えている方の中には、「できるだけ目立ちづらい方法で歯並びを整えたい」と思う方が多いでしょう。そのような方に適しているのが、マウスピース矯正(インビザライン)です。

 

透明なマウスピースで目立ちにくい矯正治療

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とは異なり、透明なプラスチック製のアライナー(マウスピース)を使用して歯を動かしていく矯正方法です。アライナーは歯にぴったりフィットする設計になっており、装着していてもほとんど目立ちません。そのため、矯正治療中であることを他人に気づかれたくない方に人気があります。

また、金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がないという点もメリットの一つです。見た目だけでなく、体質や安全性の面からも多くの方に選ばれています。

 

取り外し可能で、食事や歯磨きがしやすい

ワイヤー矯正では、装置が固定されているため、食事の際に食べ物が詰まりやすく、歯磨きがしにくいというデメリットがあります。しかし、マウスピース矯正は自分で取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に邪魔になりません。

マウスピース矯正の食事時のメリット

  • ・固いものや粘着性のある食べ物を制限する必要がない
  • ・食事の際に矯正装置に食べ物が挟まる心配がない
  • ・歯磨きをしっかりできるため、虫歯や歯周病のリスクが低減

 

ただし、マウスピースは1日20時間以上の装着が推奨されているため、食事の時間が長くなりすぎないように注意が必要です。

 

症例によって適応が異なるため、歯科医の診断が重要

マウスピース矯正は多くの方に適用できますが、すべての歯並びの問題を解決できるわけではありません。以下のようなケースでは、ワイヤー矯正の方が適していることがあります。

マウスピース矯正が適応しにくいケース

  • 重度の叢生(歯のデコボコがひどい状態)
  • 抜歯を伴う矯正が必要な場合
  • 噛み合わせのズレが大きいケース(開咬・過蓋咬合など)

 

また、マウスピース矯正は患者自身の協力が必要な治療法でもあります。決められた時間以上装着しなければ、治療効果が十分に得られないこともあるため、自己管理が求められます。

インビザラインついて詳しくはこちらをご覧ください。

 

しっかり動かすワイヤー矯正 – メタル・セラミックブラケット

ワイヤー矯正は、歯を大きく動かす必要がある場合や、複雑な歯並びの矯正が必要な場合に適した治療法です。ワイヤーとブラケット(歯に固定する装置)を使用して、歯に適切な力をかけながら少しずつ動かしていきます。

 

歯を確実に動かせる従来型の矯正装置

ワイヤー矯正には、以下のような特徴があります。

  • ・幅広い症例に対応可能:軽度から重度の歯並びの乱れまで対応できる
  • ・歯を細かくコントロールできる:歯の動きを微調整しやすい
  • ・長年の実績がある:多くの歯科医院で導入されており、確実な治療が期待できる

 

特に、抜歯を伴う矯正や、顎の位置を大きく調整する必要があるケースでは、ワイヤー矯正が最適な選択肢となることが多いです。

 

見た目が気になる方にはセラミックブラケットも選択可能

ワイヤー矯正は効果が高い一方で、装置が目立ちやすいというデメリットがあります。しかし、最近では見た目を気にする方のために、目立ちにくいセラミックブラケットが選べるようになっています。

ワイヤー矯正の主な種類

  • ・メタルブラケット:金属製の装置で、耐久性が高くコストも比較的安価
  • ・セラミックブラケット:白色や透明の装置で、目立ちにくい
  • ・ホワイトワイヤー:ワイヤー自体を白くコーティングし、自然な見た目にする

 

セラミックブラケットは、見た目を気にする方におすすめですが、メタルブラケットに比べてやや強度が低く、費用が高くなる場合があります。そのため、治療方針や予算に応じて適切な装置を選ぶことが重要です。

 

重度の不正咬合にも対応できるのがメリット

ワイヤー矯正は、軽度の歯並びの乱れから、重度の不正咬合(噛み合わせの異常)まで対応可能です。特に、以下のようなケースでは、ワイヤー矯正が推奨されることが多くなります。

ワイヤー矯正が適しているケース

  • ・歯が大きく重なり合っている(重度の叢生)
  • ・出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)
  • ・歯が前後にずれている(交叉咬合)
  • ・噛み合わせのズレが大きい(開咬や過蓋咬合)

 

このような症例では、マウスピース矯正では十分な効果が得られにくいため、ワイヤー矯正が最適とされています。また、ワイヤー矯正は、治療期間中に歯の動きを細かく調整できるため、最終的な仕上がりがより正確になります。

 

歯の裏側から矯正する「リンガル(裏側)矯正」

矯正治療を検討している方の中には、「装置が目立つのが気になる」という理由で治療をためらっている方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、リンガル矯正(裏側矯正)です。

 

矯正装置が表から見えないため、人前に出る職業の方に人気

リンガル矯正は、通常のワイヤー矯正とは異なり、歯の裏側(舌側)に装置を装着するため、正面からはほとんど見えません

このため、人前に出る機会が多い接客業や営業職の方、モデルやアナウンサーの方などに特に人気があります。また、学校や職場で「矯正していることを知られたくない」という方にも適した矯正方法です。

 

表側矯正に比べて違和感が大きいが、慣れると問題なし

リンガル矯正は、見た目のメリットが大きい一方で、最初のうちは違和感を感じやすいというデメリットがあります。

リンガル矯正の主なデメリット

  • ・舌に装置が当たり、違和感を感じることがある
  • ・発音しにくいと感じる場合がある(特に「サ行」や「タ行」)
  • ・表側矯正に比べて治療期間が長くなることがある

 

しかし、多くの患者様が数週間で慣れることが多く、発音や違和感も徐々に軽減されていきます。また、最近のリンガル矯正装置は小型化が進んでおり、従来よりも快適に装着できるようになっています。

 

高度な技術が必要なため、専門的な治療が求められる

リンガル矯正は、表側矯正と比べて装置の装着が難しく、高度な技術が必要とされる矯正治療です。そのため、矯正治療の経験が豊富な歯科医師による治療が推奨されます。

また、裏側に装置を装着するため、ブラッシングが難しくなりやすいという点も注意が必要です。矯正期間中は、専用の歯ブラシやフロスを使って、丁寧な歯磨きを心がけることが重要です。

 

実際に治療された方の症例をご覧ください。

 

部分矯正で気になる歯並びだけを整える

「全体的な矯正治療をするほどではないけれど、前歯のガタつきが気になる」「歯の隙間だけを整えたい」などの悩みを持つ方におすすめなのが、部分矯正です。

部分矯正とは、特定の部位だけをピンポイントで矯正する治療法で、主に前歯の歯並びを整えるのに適しています。一般的な全体矯正と比べて、治療期間が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。

 

前歯だけなど、一部の歯並びを矯正できる方法

部分矯正は、歯並びの乱れが軽度で、特定の歯だけを矯正したい方に向いている治療方法です。従来の全体矯正に比べ、矯正装置を装着する範囲が限定されるため、患者様の負担を軽減できるのが大きな特徴です。

 

治療期間が短く、費用も抑えられる

部分矯正は、歯の移動量が少ないため、治療期間が短く済むのが特徴です。一般的に、全体矯正では1年半〜3年程度かかることが多いですが、部分矯正では数か月〜1年程度で治療を完了できるケースが多いです。

また、全体矯正に比べて装置の装着範囲が狭いため、治療費も抑えられるというメリットがあります。費用を抑えながら歯並びを整えたい方にとって、部分矯正は魅力的な選択肢となります。

 

適応できるケースが限られるため、カウンセリングが重要

部分矯正は、多くの方にとってメリットの大きい治療法ですが、適応できるケースが限られています。

部分矯正が適しているケース

  • ・軽度の歯並びの乱れ(前歯の軽いガタつき、すきっ歯など)
  • ・噛み合わせに大きな問題がない場合
  • ・過去に矯正治療を受けたが、後戻りしてしまった場合

 

部分矯正が適していないケース

  • ・歯並びの乱れが中等度〜重度の場合
  • ・噛み合わせの問題(開咬・受け口・過蓋咬合など)がある場合
  • ・歯の位置を大きく動かす必要がある場合

 

部分矯正を希望する場合でも、専門的な診断を受けて適応可能かどうかを確認することが重要です。自己判断で部分矯正を選択するのではなく、歯科医師とのカウンセリングを通じて適切な治療方法を選びましょう。

 

矯正治療の期間と費用 – どれくらいかかる?

矯正治療を始める際、多くの方が気になるのが「どのくらいの期間がかかるのか?」という点です。治療期間は、使用する装置や歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1年半〜3年程度が目安とされています。

 

矯正装置ごとの平均的な治療期間

矯正装置ごとの治療期間の目安は以下の通りです。

  • ・マウスピース矯正(インビザライン): 1年〜2年半程度
  • ・ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット): 1年半〜3年程度
  • ・リンガル矯正(裏側矯正): 2年〜3年半程度
  • ・部分矯正: 数か月〜1年程度

 

治療期間は、歯並びの状態・歯の移動量・骨の状態などによって個人差があります。また、マウスピース矯正の場合は、患者自身がしっかり装着時間を守ることが治療期間に大きく影響します。

 

矯正治療の費用 – 平均的な相場

矯正治療の費用は、装置の種類や治療の難易度によって異なります。以下が、一般的な矯正治療の費用相場です。

  • ・マウスピース矯正(インビザライン): 70万〜100万円程度
  • ・ワイヤー矯正(メタルブラケット): 60万〜90万円程度
  • ・ワイヤー矯正(セラミックブラケット): 80万〜100万円程度
  • ・リンガル矯正(裏側矯正): 100万〜150万円程度
  • ・部分矯正: 10万〜50万円程度

 

リンガル矯正(裏側矯正)は、表側のワイヤー矯正よりも装置が複雑で、高度な技術を要するため、費用が高くなる傾向があります。また、部分矯正は治療する範囲が限定されるため、費用を抑えることが可能です。

 

分割払いや医療費控除についての情報

矯正治療は決して安いものではありませんが、分割払い(デンタルローン)医療費控除を活用することで、経済的負担を軽減することができます。

① 分割払い(デンタルローン)

 

    • 多くの歯科医院では、分割払いに対応しているため、まとまった費用を一括で支払うのが難しい方でも矯正治療を始めることができます。

 

  • ・月々の支払い額を調整できる
  • ・金利がかかる場合があるため、事前に確認が必要
  • ・クレジットカード分割払いに対応している医院もある

 

② 医療費控除

    • 矯正治療は、医療費控除の対象となる場合があります。これは、1年間に支払った医療費が10万円(または総所得金額の5%)を超えた場合、確定申告をすることで税金の還付を受けられる制度です。

 

  • ・成人矯正は「美容目的」と判断されることがあり、控除対象外となることがある
  • ・子どもの矯正や、機能改善のための矯正(噛み合わせ治療など)は控除対象となる場合が多い
  • ・確定申告の際には、治療費の領収書を保管しておくことが重要

 

矯正治療の期間や費用を事前に把握し、計画的に進める

矯正治療は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康維持にも関わる重要な治療です。治療期間や費用を事前にしっかり把握し、計画的に進めることが成功のカギとなります。

特に、部分矯正で済むのか、全体矯正が必要なのかを正しく判断することが重要です。費用や期間に関する不安がある場合は、事前に相談し、納得のいくプランを選択するようにしましょう。

 

矯正治療中の生活 – 食事・歯磨き・痛みについて

矯正治療中は、装置の種類によって食事や歯磨きの方法、痛みの感じ方が異なります。ここでは、矯正中の生活を快適にするためのポイントをご紹介します。

 

矯正中の食事 – 避けるべき食品と対策

矯正治療中は、装置の種類によって食事に関する注意点が異なります。特にワイヤー矯正では、装置が壊れやすいため、硬いもの・粘着性の高いものは避ける必要があります。

ワイヤー矯正で避けるべき食品

  • ・硬いもの(ナッツ類、せんべい、フランスパン、氷など)
  • ・粘着性のあるもの(キャラメル、ガム、お餅など)
  • ・細かく砕けるもの(ポップコーン、クラッカーなど)

 

ワイヤー矯正では、食べ物が装置に絡まりやすいため、食後の歯磨きがより重要になります。

マウスピース矯正で気をつけるべき飲み物

  • ・着色しやすい飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)はマウスピースに色がつく
  • ・砂糖を含む飲料(ジュース、炭酸飲料など)は虫歯のリスクが高まる
  • ・熱い飲み物(熱いお茶、スープなど)はマウスピースが変形する恐れがある

 

マウスピース矯正では、飲食の際には装置を外し、飲食後に歯を磨いてから再装着することが推奨されます。

 

矯正中の歯磨き – 虫歯予防のポイント

矯正治療中は装置が歯に固定されるため、歯磨きが難しくなります。適切なケアを行わないと、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、以下のポイントを意識しましょう。

ワイヤー矯正の場合

  • ・矯正専用の歯ブラシ(矯正用ブラシ)を使用する
  • ワンタフトブラシでブラケット周りやワイヤーの隙間を磨く
  • 歯間ブラシやフロスを活用し、ワイヤーの間の食べカスを取り除く

 

マウスピース矯正の場合

  • ・毎食後に必ず歯磨きをしてから装置を装着する(虫歯予防のため)
  • ・マウスピース自体も専用のクリーナーで定期的に洗浄する
  • ・水以外の飲み物を摂取する場合は、一度マウスピースを外す

 

矯正中は歯磨きに時間がかかりますが、丁寧なケアが美しい歯並びを維持する鍵となります。

 

矯正治療中の痛み – 慣れるまでの期間と対策

矯正治療では、歯が動く過程で締め付け感や痛みを感じることがあります。特に、装置を装着した直後や、ワイヤーの調整後、マウスピースの交換時に痛みを感じることが多いです。

痛みの感じ方(矯正装置別)

  • ・ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット): 調整後2〜3日は強い締め付け感があるが、1週間程度で軽減する。口内炎ができやすいため、ワックスなどで保護すると良い。
  • ・マウスピース矯正(インビザライン): 新しいマウスピースに交換するときに軽い痛みを感じるが、ワイヤー矯正よりは少ない。
  • ・リンガル矯正(裏側矯正): 舌に装置が当たりやすく、最初の2週間ほど違和感がある。

痛みを和らげる方法

  • ・柔らかい食べ物(お粥、スープ、ヨーグルトなど)を選ぶ
  • ・市販の鎮痛剤(ロキソニン、イブなど)を服用する
  • ・口内炎ができた場合は矯正用ワックスを使用する
  • ・冷たい飲み物や氷で歯を冷やすと痛みが和らぐことがある

 

痛みはほとんどの方が1週間以内に慣れることが多いため、適切に対処すれば矯正生活を快適に過ごすことができます。

 

矯正治療中の生活を快適にするコツ

矯正治療中は、普段の生活に少し工夫を加えることで、より快適に過ごすことができます。

快適に過ごすためのポイント

  • ・食事の工夫:最初のうちは柔らかいものを中心にし、徐々に通常の食事に戻す
  • ・口腔ケアの徹底:歯磨きの時間を確保し、フロスや歯間ブラシを習慣化する
  • ・痛みに備える:矯正装置の調整後は痛みが出るため、鎮痛剤を準備しておく

 

矯正治療は時間がかかりますが、適切なケアを行うことでストレスを最小限に抑え、スムーズに治療を進めることができます。

 

矯正治療のよくある質問Q&A

矯正治療を考えている方から、よく寄せられる質問とその回答を紹介します。

 

矯正治療は痛いですか?

矯正治療では、歯が動く際に圧迫感や痛みを感じることがあります。特にワイヤー矯正は、調整後に痛みが強くなることがありますが、2〜3日で軽減することがほとんどです。

痛みを和らげる方法

  • ・鎮痛剤(ロキソニンやイブ)を服用する
  • ・柔らかい食べ物(お粥、スープなど)を選ぶ
  • ・口内炎ができた場合は矯正用ワックスを使用する

 

矯正治療の期間はどのくらいかかりますか?

治療期間は歯並びの状態や装置の種類によって異なります。

矯正装置ごとの治療期間の目安

  • ・マウスピース矯正(インビザライン):1年〜2年半
  • ・ワイヤー矯正(メタル・セラミックブラケット):1年半〜3年
  • ・リンガル矯正(裏側矯正):2年〜3年半
  • ・部分矯正:数か月〜1年

 

矯正治療中に虫歯になったらどうしますか?

矯正治療中に虫歯ができた場合の対処方法は、虫歯の進行度によって異なります。

  • 軽度の虫歯: ワイヤー矯正は一時的にワイヤーを外し、治療後に再装着。
  • 重度の虫歯: 治療計画の変更が必要な場合がある。

 

矯正中は丁寧な歯磨きが重要です。フロスや歯間ブラシを活用し、食べカスをしっかり除去しましょう。

 

矯正中に食べてはいけないものは?

矯正治療中は、装置を壊したり虫歯リスクを高めたりしないよう、食べるものに注意が必要です。

ワイヤー矯正の場合

  • ・硬いもの(ナッツ、せんべい、氷など) → ワイヤーが外れる可能性
  • ・粘着性のあるもの(キャラメル、ガムなど) → 装置に絡まりやすい

 

マウスピース矯正の場合

  • ・装着したままの飲食は禁止(特に熱い飲み物や糖分を含む飲料)
  • ・食後は歯磨きをしてから装着することが必須

 

矯正治療後に歯並びが元に戻ることはありますか?

矯正治療後、リテーナー(保定装置)を装着しないと「後戻り」する可能性があります。

リテーナーの装着期間の目安

  • 最初の1年は1日20時間以上
  • その後は就寝時のみ数年継続が推奨されます

 

矯正治療を途中でやめることはできますか?

矯正治療を途中で中断すると、歯並びが悪化したり、噛み合わせが不安定になったりするリスクがあります。やむを得ない場合は、歯科医師と相談しながら最善の方法を検討することが重要です。

 

矯正治療を始めるベストなタイミングは?

矯正治療の開始時期は、子どもと大人で異なります。

  • ・子どもの矯正: 永久歯が生えそろう前(6〜12歳)が理想的
  • ・成人矯正: 年齢に関係なく可能だが、若いほど歯の動きがスムーズ

 

最近では、大人のマウスピース矯正(インビザライン)が人気で、目立ちにくい矯正を希望する方が増えています。

 

矯正治療には不安がつきものですが、正しい知識を持つことで安心して治療を進められます。矯正装置の選び方や治療期間、注意点を理解し、自分に合った治療法を選びましょう。

 

自分に合った矯正治療を選ぶ – どの方法がベスト?

矯正治療にはさまざまな方法があり、歯並びの状態やライフスタイルに合った治療を選ぶことが重要です。ここでは、各矯正装置の特徴と選び方を解説します。

 

矯正装置の種類と特徴を比較

矯正治療には複数の種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。以下に代表的な矯正装置の特徴を比較しました。

矯正方法 目立ちにくさ 治療期間 費用の目安
マウスピース矯正(インビザライン) ◎ 透明で目立ちづらい 1〜2.5年 70万〜100万円
ワイヤー矯正(メタルブラケット) × 目立つ 1.5〜3年 60万〜90万円
ワイヤー矯正(セラミックブラケット) △ 目立ちにくい 1.5〜3年 80万〜100万円
リンガル矯正(裏側矯正) ◎ 完全に見えない 2〜3.5年 100万〜150万円
部分矯正 ◎ 目立ちづらい 数か月〜1年 10万〜50万円

 

自分に合った矯正治療を選ぶポイント

自分の生活スタイルや治療の目的に応じて、適切な矯正装置を選ぶことが大切です。

  • 1.目立ちづらい矯正を希望 → マウスピース矯正 or 裏側矯正
    → 仕事や学校で矯正装置を見せたくない方におすすめ
  • 2.短期間で終えたい → 部分矯正 or ワイヤー矯正
    → 軽度の乱れなら部分矯正、全体をしっかり動かすならワイヤー矯正
  • 3.費用を抑えたい → メタルブラケット or 部分矯正
    → コストを抑えながら確実に歯並びを整えたい方に適している
  • 4.虫歯リスクを減らしたい → マウスピース矯正
    → 取り外し可能なので、歯磨きがしやすく衛生的

 

矯正治療の成功のカギは「継続」

矯正治療は1年以上の期間を要するため、途中で諦めないことが大切です。特にマウスピース矯正では、装着時間を守らないと計画通りに歯が動かず、治療が長引くこともあります。

また、矯正後のリテーナー(保定装置)の装着を怠ると、後戻りする可能性があるため、治療完了後も継続したケアが必要です。

 

矯正治療は、見た目の改善だけでなく口腔の健康維持にもつながる大切な治療です。自分の希望や生活スタイルに合った方法を選び、無理なく続けることが成功のカギとなります。

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伊勢原市にある再発率0%を追求した見えない非抜歯専門クリニック
『 つじむら歯科医院 』
住所:神奈川県伊勢原市小稲葉2204−1
TEL:0463-95-8214

 

【監修者情報】
つじむら歯科医院グループ総院長 辻村 傑 

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【略歴】
1993年 神奈川歯科大学 卒業
1995年 つじむら歯科医院 開業
1997年 医療法人社団つじむら歯科医院 開設
2008年 神奈川歯科大学生体管理医学講座 薬理学分野大学院
2010年 南カリフォルニア大学卒後研修コース修了
2010年 南カリフォルニア大学客員研究員
2010年 南カリフォルニア大学アンバサダー(任命大使)
2012年 ハートフルスマイルデンタルクリニック茅ヶ崎 開業
2012年 UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校卒後研修コース修了
2013年 インディアナ大学 歯周病学インプラント科客員講師
2014年 インディアナ大学医学部解剖学 顎顔面頭蓋部臨床解剖 認定医
2017年 iDHA 国際歯科衛生士学会 世界会長就任
2020年 iACD 国際総合歯科学会 日本支部会長

【所属】
IIPD国際予防歯科学会認定医
日本抗加齢医学会認定医
日本歯科人間ドック学会認定医
日本口腔医学会認定医
セカンドオピニオン専門医
DGZI国際インプラント学会認定医
日本咀嚼学会会員
日本保存学会会員
日本全身咬合学会会員
日本口腔インプラント学会会員
国際歯周内科学研究会会員
日本口腔内科学研究会会員
日本床矯正研究会会員
神奈川矯正研究会会員
日本臨床唾液学会会員
NPO法人歯と健康を守ろう会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
伊勢原市中央保育園学校歯科医
日本食育指導士
健康咀嚼指導士

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